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心臓病患者様の安全な歯科治療を目指して
 徳島赤十字病院の新築移転とともに山之内歯科・口腔外科を開院し、はや1年が過ぎました。
開院時には多岐にわたり坂東先生にはお世話になり、さらに院内誌へ当院の取り組みについて
掲載して頂くこととなり、心より感謝致しております。
心臓病と歯科疾患との関連性については古くから論じられてきており、安全な歯科治療を行う上で
循環器科の先生との連携は不可欠なものです。
坂東先生には心臓疾患患者様の歯科治療につきご教示頂くことも多く、高齢化社会の到来や生活習慣病の増加などにより、今後、医師と歯科医師の連携は益々重要なものとなるはずです。

 さて、心臓病を患われた患者様は歯科治療に際し、何かと不安を抱えている場合が多いようです。
当院は心臓病を持った患者様が数多く受信され、坂東先生をはじめ、日赤循環器科の先生方とも密接に連携をとりながら、安全な歯科治療の提供に努めています。
心臓が悪いからといって歯科医院で治療を断られたり、治療に際し余計なリスクを負わされたりするといった事例をよく耳にすることがあります。
 当院では心臓病の患者様にも他の患者様と同じように安心して、余計なリスクのない歯科治療を受けていただけるように、スタッフ一同いくつかの取りくみをしています。
今回は心臓病のために抗凝固療法を受けている患者様の歯科治療についてスポットを当てたいと思います。

 心臓病や脳血管障害などを持つ患者様の場合、抗凝固剤(ワーファリン)、抗血小板薬(パナルジン、バイアスピリン、プレタールなど)といったお薬を服用されていることがあります。
これらの薬剤を服用すると血栓の予防には効果がありますが、血が止まりにくくなるという弊害が生じます。
服用に際して主治医の先生からは「血を”サラサラ”にする薬」などといって説明をされているケースが多いようです。
血が”サラサラ”になるということは当然の事ながら血は止まりにくくなるので、歯科で歯を抜いたりする時にはこれらの薬を
止めるのが常識となっており、現在も多くの施設で休薬や減量が行われています。
しかし抗凝固剤を休薬すると、血は止まりやすくなるなるのですが、逆に言えば血が”ドロドロ”になるということになります。
つまり、血が固まりやすくなり血栓(血の小さな塊)を作りやすい状態となるのです。
血栓ができると脳や肺などの血管が細くなった部位で血管がつまり、いわゆる脳梗塞や肺塞栓などといった重大な病気を引き起こす事になります。
実際に歯科治療時に抗凝固剤を止めることにより脳梗塞などを発症し、死亡されたというケースは多く報告されています。
(旧日赤時代も含め当院ではこのような不幸な症例は全くありません)われわれはこれらの重大なリスクを回避する為、約7年前より
血を”サラサラ”にする薬を止めたり減らしたりすることなく、抜歯をしたり小手術をしたりといったことを続けてきました。
この間、積み重ねてきた症例数は全国的に見ても有数であり、大学病院や総合病院などの歯科口腔外科をも凌駕するものです。
現在はほぼ毎日、このような症例が数件あります。それではなぜ当院だけがこのようなことができるのか?と思われることでしょう。
その理由を下記に記します。

@多くの症例の積み重ねによるノウハウの蓄積がある。

A歯を抜いた穴に血を止めるためのスポンジ(体内で吸収されるもの)を充填する。

B当院であみだした独自の縫合法で傷をしかりと縫合する。

C坂東先生の他にも頼りになる日赤循環器科の先生方が同じ建物内にたくさんいて、何かあればすぐに駆けつけてくれる体制がある。

心臓病や脳梗塞などの病気を持った方の歯科治療においては、当院では豊富な経験、ノウハウを蓄積しております。
もし、歯科治療に対し不安を持っている方がいらっしゃればお気軽にご相談ください。
今後は学会発表はもちろん、論文掲載などにより啓蒙活動を行い、これらの取りくみの普及に努めるとともに、スタッフ一丸となって、
全ての患者様に安全で安心して受けて頂ける歯科医療の提供を目指して頑張っていきます。
医療法人 山之内歯科・口腔外科   山之内 浩司
”2007年 5月1日発行 医療法人坂東ハートクリニック 「藍色の風」 第11号掲載 より抜粋”
エクセルセミナーin Winter 2008
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